吸盤フックで作ってみた
今回は布ぞうりをお作りのかたにしか通じないネタかもしれません(笑)。
☟ふだん布ぞうりを編むときに使っているのが、この木の台。
さすがに新幹線では運べないので、年末年始に帰省中、ご注文いただいた布ぞうりを編むために導入した新兵器が、これです。☟
ダイソーの吸盤フック、耐荷重量5㎏。使ったらこんな感じです。☟
よく驚かれるのですが、布ぞうりは布を多く使用します。体重を支えられるようにぎゅうぎゅう布を詰めていくのです。その際体重をかけるので、吸盤フックが外れることもしばしば。
それと、横向きに引っ張ってびくともしない重さの机が必要です。実家ではこたつに取り付けたのですが、こたつの天板が動きまくりずれまくり。両手はぞうり作りでふさがっているので、行儀が悪いながら片足で天板をおさえていました。
それから、食卓に設置すると食事の際いちいち取り外す必要があり、そうすると吸盤と吸盤の間隔がずれてしまい、結果ぞうりの横幅が変わってしまうのです
結論。吸盤フックでも布ぞうりは作れなくはないけれど、あくまでサブという位置づけ。軽いし小さいので持ち運びはしやすいです。あとは木の台より手軽に用意できるので、たまに作るくらいならこれでも十分かもしれません。足の指にロープをひっかけて作るよりはラクですよ。
以上、需要があまりなさそうな(笑)ぞうり作り裏話でした。