ぞうりの替え時
布ぞうりを新しいものに替える目安って、いつでしょう?
①前緒(指ではさむ部分の布)が伸びきって、切れたとき
柔らかな布でできている上に特に力がかかりやすい前緒は、履くごとにだんだん伸びていきます。裏側から結び直して調整すれば十分履けます。でも何度結んでもゆるくなってしまうなら、ぞうりの替え時かもしれません。
土台が十分しっかりしているなら前緒だけを付け替えることもできますので、「ぞうりのむし」でご購入いただいたお客さまでしたら、一度ご相談いただいてもいいですよ❤
②ぞうりの土台がぺしゃんこになってしまって、洗ってもあまり直らないとき
手前の赤いほうが履き古したぞうり、奥の若草色のほうが同じネル生地の新しいぞうりです。厚さが全然違いますね!汗や床の汚れを吸い込んだせいか朝履くと冷たく感じたので、これは替え時かなと思いました。
特にネル生地は柔らかいので、体重で押されてぺしゃんこになるのが早いように感じます。でも、起毛生地がふわふわで肌触り抜群だし(なにしろパジャマにするような生地ですから♪)、色もかわいいので見た目も癒されます。ぺしゃんこになっても密度の詰まったしっかりしたぞうりに変身するだけなので、まだまだ履けるのです。でもいよいよぺしゃんこだけでなく冷たいとあっては・・・ということで。
こうして愛用してきた赤いネル生地のぞうりでしたが(赤い生地に薔薇モチーフのぞうりは、最初から販売用でなく自分用に作りました❤)、次のぞうりもやっぱりネル生地にしようかな?ファー生地もいいかな?・・・なにしろ売るほどぞうりがあるので(笑)、並べて選ぶ楽しみを味わっております。
ぞうりなしで歩くと床が冷たいので、今となってはぞうりなしの生活は考えられないな~。冬は暖かく夏はさらさら、一年中歩きやすいのが布ぞうりのいいところなのです☆